またふとす!

また書きます。

くだらない記憶

今夜は少し肌ざむい。

車内でクーラーをかけていた昼間のじぶんがウソみたいに、

今はもこもこのフリースを羽織っている。

5月ってこういう季節だったっけ。

いや、そもそも、どの季節がどんな気候だなんてことを、

ぼくはきっと覚えちゃいない。

 

ぼくの記憶というのは曖昧だ。

覚えておかなきゃならないと思ったことを忘れていたり、

反対に、くだらないことをいつまでも覚えていたり、

なかなか思うようにはいかない。

本を読んでいても、大事なところより、

無駄に思えるところのほうがのちのち記憶に残っていたりする。

そんなふうに、くだらないことや無駄なことを、

知らぬ間にぼくはこれまで集めてきたようです。

でもそのおかげといってはなんだけれど、

ぼくはくだらないことが好きだし、

無駄なことに熱くなったりしている。

他人から見たら、まったくもって疑問に思えたり、

一笑に付されたりすることかもしれないけど、

ぼくはそういう人間なんだろう。

そういう意味では、ぼくの記憶は正確だ。

くだらないことや無駄なことなら、

以外とちゃんと覚えているのだから。

 

忘れていた過去の記憶が、ぱっと思い出されることがある。

思い出そうとしたわけではないし、

何かがきっかけだったり、なんの前触れもなかったりもする。

他愛のない記憶だけれど、今度会っただれかに話してみよう。

そんなふうにして、ぼくはまたくだらない記憶をつくるんだ。